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『豊饒の海』/三島由紀夫 [書]

家で本を読む時間がほとんどないので、
以前よりは読んでる量が少ない。
なので、最近、あまり本を買っていない・・・。
ってか、何を買おうか迷ってるってのもある。
なので、取り敢えず家である本を読もうかと。
たぶん、これを読んだのは15年以上前だと思うなぁ・・・。



豊饒の海■三島由紀夫.jpg

          三島由紀夫/『豊饒の海』四部作

正直15年ぶりに読んだら、内容すっかり忘れてしまってた。
輪廻転生の話ってのは憶えてたんだけど、細かいところはきれいさっぱり忘れてた。
三島由紀夫の文章って、日本語ならではの表現、日本語を理解していないと感じ取れない表現と私は感じてるんだけど、海外でも評価が高く、有名な人だよね。
どういう風に外国語に翻訳されているのか、想像できない。
という事は内容というかストーリーが評価されてるのかな?
確かに読み始めるとどっぷり話の中に入っていってしまうが、
やはり、あの文章表現があってこその三島由紀夫と私は思うんだけどね。
結局映画は見ていないんだけど、映画化されたら、きれいだろうなぁ~っと思う。


春の雪 (新潮文庫―豊饒の海)

春の雪 (新潮文庫―豊饒の海)

  • 作者: 三島 由紀夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1977/07
  • メディア: 文庫




第一作の映画化された『春の雪』、時代は大正初期。侯爵家の嫡子松枝清顕(まつがえきよあき)と幼馴染の伯爵家の令嬢綾倉聡子の禁じられてこその燃え上がる悲恋の話。

松枝清顕役は 妻夫木聡 、綾倉聡子役は竹内結子 。
似合うだろうなぁ、この二人だったらと思いながら見ていない。
同じ新潮文庫なのに、『春の雪』だけ以前と装丁が変わっているみたいね。

今、第二部の『奔馬』読んでます。
年内には全部読めそうかな。




奔馬 (新潮文庫―豊饒の海)

奔馬 (新潮文庫―豊饒の海)

  • 作者: 三島 由紀夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1977/08
  • メディア: 文庫




暁の寺 (新潮文庫―豊饒の海)

暁の寺 (新潮文庫―豊饒の海)

  • 作者: 三島 由紀夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1977/10
  • メディア: 文庫




天人五衰 (新潮文庫―豊饒の海)

天人五衰 (新潮文庫―豊饒の海)

  • 作者: 三島 由紀夫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1977/11
  • メディア: 文庫



中々どっぷり浸れる作品なので、時間がある方は読んでみて~。

そうそう年末にはこの半年読んだ作品まとめようかと計画中~。
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コメント 2

マコちん

すんませんσ(^_^;)?
タイトルが既に読めません(>_<)
by マコちん (2008-12-09 00:33) 

華龍

☆マコち~ん
「ほうじょうのうみ」って読みますねん。
これ、三島由紀夫が割腹自殺する前の最後の作品やねん。なので、かなり・・・重いというか、クセはあるよ。
「あぁ、これ書いた後に割腹自殺したんだ・・・」と納得してしまう作品でっせ。
by 華龍 (2008-12-09 23:55) 

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